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2010年04月09日

若き唄者(その4)

今回は奄美の唄者ではありませんが、ぜひ取り上げたい唄者たち、「バラッドショット」。
「バラッドショット」は、ボーカル&ギターの岩井サトキ(岩ちゃん)、パーカッション(ジャンベ、カホン)の山口宏、バンジョーの眞虎の3人組。私たち2人が岩ちゃんと初めて会ったのは、93年の秋のダブリン。彼は約1ヶ月かけてチャリンコ(チェコ製の中古)でアイルランドを1周し、各地でさまざまな文化・音楽に触れました。そして、それを今見事なままに「バラッドショット」の中で消化・体現しています。
そのバラットショットの1stアルバム『歌打弾uta-uta-uta』は独自のアレンジを施したアイリッシュバラッド4曲を含む全9曲。『ダーティ・オールド・タウン』や『スター・オブ・カウンティ・ダウン』など独特の日本語詩やアレンジで歌われるアイリッシュバラッドも良いが、なんといってもオリジナル曲が素晴らしい。岩ちゃんの歌を聞くとアイルランドで過ごした日々を思い出す。カフェ・キョールCAFE CEOLは彼なしには生まれなかったと言える。
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1000693597

  


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2010年04月06日

若き唄者(その3)

写真中央でにこやかに唄うのは、新原恭子さん。彼女は東京生まれで、おじいさん、おばあさんが喜界出身の奄美三世とのこと。彼女はもともとポップス畑で活躍していましたが、朝崎郁恵さんの『海美』を聞いて島唄に目覚め、朝崎さんに師事。師匠のコンサートなどで三味線とお囃子を勤めているかたわら、東京で八月踊りの会を主宰するなど、奄美ネットワークの「姉さん」的存在。彼女は5月に行われる奄美民謡大賞の本選出場を果たしていて、これからますます注目の唄者です。
  


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2010年03月26日

若き唄者(その2)

写真右はご存知、喜界の誇り、牧岡奈美ちゃん。彼女もカフェ・キョールCAFE CEOLで唄ってくれました。
2年前に単身上京した彼女は島唄を中心としたライブ活動を行いながら、テレビのオーディション番組(『歌スタ』)に挑戦。1次審査に見事クリアし、最終プレゼンに臨みました。残念ながらメジャーデビューは果たせなかったものの、その歌声で多くの人の心を癒しました。現在も東京を中心に精力的なライブ活動の中、「歌い手」として更なる展開を模索中の彼女。カフェ・キョールCAFE CEOLも応援しています。
ちなみに写真左は、龍郷の戸口出身のJOOさん。彼は、オーストラリア先住民族のアボリジニが使っていた「ディジュリドゥ」という楽器の演奏家。島唄とのコラボも良い感じでした。
奈美ちゃんのブログはこちら
 http://ameblo.jp/makiokanami/  

  


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2010年03月22日

若き唄者(その1)

カフェ・キョールCAFE CEOLで唄ってくれた若き唄者を紹介します。
まずは、加計呂麻島の諸鈍出身、徳原大和くん(写真左)。
彼は朝崎郁恵さんに見いだされ、高校卒業するかしないかといった時に上京。朝崎郁恵さんのステージで三味線・お囃子を担当するかたわら、ソロ活動も積極的に行ってきました。
そして昨年5月27日に諸鈍で実況録音されたデビューCD「初期の徳原大和 奄美島唄傑作選1」(SUZAK MUSIC NGCM-2001)を発売。彼の唄を聴いた湘南人も(歌詞の意味はわからなくとも)「なちかしゃ」を感じると絶賛。「傑作選2、3」が未だ発売されていないのが残念ですが、彼の今後の活動に注目です。
  


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2010年03月15日

アイルランド語で

カフェ・キョールCAFE CEOLの「キョール」とはアイルランド語で「音楽」という意味です。アイルランドは19世紀から20世紀にかけて、隣国のイギリスに併合された歴史を持つ島国です。その間自国の言葉や民謡などの伝統的な文化活動が禁止されていました。独立後自国の文化を見直す運動などにより、学校などでアイルランド語を教えるようになってきたものの、今では一部の辺境を除いて日常的にそれを話している人はいません。私たちはアイルランドの音楽や文化が好きで、1992年から1994年までかの地に住んでいろいろな事を学びました。もちろん気候などの違いはあるものの、私はアイルランドと奄美はよく似ていると感じました。現在の店をオープンしたのもその体験が大きかったからです。  


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